【リワークプログラム①】 ~アンガーマネジメント正しい怒り方とは~
どうも!あでぃ(@it_adios_blog)です。 5/21日、リワークプログラムを受けてきたので、自身の整理もかねてだらだら書いていきますよー
リワークプログラムって?
休職中なので、リワークプログラムに参加してみた話 - 17卒新入社員が適応障害になったブログ
これを見てくださいな
プログラム内容
今日は、昼礼をして心理学習と運動の流れでした。
昼礼
ます、挨拶をして今日の体調や思ったことを話します。 結構みんなニュースのこととか話すんですけど、僕はあまりないので体調のことを 話して終わることが多いです。 いつも話のネタが思い浮かばないので、なんか考えていきたいと思ったこの頃です。
心理教育
今日はアンガーマネジメントに関することでした。
アンガーマネジメントってなんだよ
アンガーとは「怒り」のことで、これをマネジメントつまり「管理」することはとっても大切だよって話です。 自身の感情の癖を知ることは大切で、知っていないと長年の関係を壊してしまったり、仕事でも同僚や部下の信頼を失うことになります。 最近はパワハラだとか騒がれてますよね、これってアンガーマネジメントができていないから起こるもんだと思っていて、しっかり怒りの本質やコントロールに目を向ける必要があるんじゃないかなと感じました。
怒るのは問題じゃないよ
怒りってマイナスのイメージがありますが、プラスの面もあります。 目の前の敵がいるとき、自分や大切な人の身を守ろうとします。そのとき怒りの感情が生まれ、脳内でアドレナリンが放出されます。すると身体が臨戦態勢になり逃げるか戦うかの判断ができるようになります。
怒りとは臨戦態勢にする役割があったのです!
何が言いたいかってアンガーマネジメントは、怒るなって意味じゃなくて、怒り方を考えよう、上手に怒ろうねっていう目的らしいです。
怒りが生まれるメカニズム
人間には心のコップがあり、毎日「つらい」「苦しい」「悲しい」といったネガティブな感情(第1次感情)を注いでいます。そのコップが溢れると「怒り」という感情(第2次感情)が生まれます。 そのため、第1次感情があまりない人やコップが大きい人は、怒りが生まれにくいということになります。
人間寝れば、大体の第1次感情をなくせるみたいです。それが不眠症やストレスの高い日が続くと、寝るくらいでは消化できなくなり、朝から機嫌が悪くなったり、些細なことでイラっとしてしまうらしいですよ。
僕も怒りほどではないですが、ストレスが高い日が続いているとイラっとすることが朝あったため、当てはまるなと感じました。 なんか書いていて大学の講義みたいになってきた…
怒っている人の気持ち
怒っている人は、第1次感情(つらい、苦しい、悲しい)を理解して欲しくて怒っているようで、例えば
「私は毎日仕事で頑張っているのに、妻は無駄遣いばかりしていて悲しいよ」
これって「悲しい」感情のため第1次感情ですよね。 この状態でコップが溢れると
「こんなに悲しい思いをしながら頑張っているのに妻はなんで無駄遣いばかりをー!(怒)」
と言う怒りに変換され、喧嘩になるわけです。そんな状態で妻が「怒り」に目を向けながら話してしまうと余計夫を暴走させてしまいます。
そのため怒っている相手にはまず怒る前の第1次感情に目を向けてあげましょう。 この場合は
悲しい感情の原因 → 私の無駄遣い → 無駄遣いをやめるor減らす
って解決策になります。例題がちょっと悪い気がしますが、そういうことです。
「怒り」は瞬間的には生まれない
人は瞬間的に怒るのではなく3段階にわけられます。
①出来事にあう →昨日ある部下にミスを指摘したのに、今日も同じようなミスをした。
②意味付けを行う →①を受けて「昨日ミスを指摘したのに、同じミスするんだ!理解できていない、仕事なめてるわ」と意味付けを行う
③怒りの感情が生まれる →②の意味を受けて、怒りの感情が生まれる。
この中で重要なのが、「②の意味付け」です。例えばその意味づけが、「昨日は俺の指示が悪かったのかな?」とか「経験も浅いし俺も昔そんなミスばっかだったな」くらいの意味付けができれば、自然と怒りの感情が生まれません。 同じ出来事でも「意味付け」は人それぞれで違います。
なので怒りっぽい人は、この意味付けを冷静に考えてみると良い部下の叱り方ができるかもしれませんね。
怒りの正体は「べき」だった?
ではその意味付けを歪ませる正体はなんでしょうか?
例:あなたは部下に、明日の朝10時までにメールをお客様に出しておくように指示をしましたが、部下は忘れちゃいました。 この部下は前にも同じミスをしました。
あなたが上司ならどこに怒るでしょうか。
① 誰か ミスをした相手に対して
② 出来事(事実) メールを時間までに出していなかったことについて
③ ②から連想される何か 過去の同じミスを繰り返していること、部下がミスをすることに対して気にしなくなっていること
どれかに怒っていそうだが、選ぶとなると結構難しいですよね。僕もめっちゃ悩みました。普段怒らないタイプなのでなおさらです。 正解は「どれでもない」です。実は、私たちは誰にも怒っていなく、出来事にも怒っていない、連想されることにも怒っていない。正体は「べき」という言葉にだったのです。
簡単に言うと私たちが怒るのは自分の信じる「べき」が裏切られた時です。
この場合は「部下は時間までにメールを送るべき」「上司から言われたことは守るべき」などです。それを裏切られたため怒っちゃったんです。
あなたが最近イラっとしたことを想像してみてください。電車が遅れたことにイラっとしたことないですか?これは「電車は時刻通りに来るべき」が裏切られたためイラっとしたのです。
「べき」と向きあうのは難しい
じゃあ、その「べき」を改めれば怒りにくい性格になるじゃん!って考えますが人間そうもいかないらしいです。その理由は
① 「べき」は全て正解 この世の中の「べき」は正解です。少なくとも自分にとっては。 そのためそれを否定することは自分を否定することになります。
② 「べき」は程度の問題 例えば「時間を守るべき」という「べき」があったとすると、ある人は5分前に来ることが時間を守ると考えている。 またある人はちょうどにつけばセーフと考えている。2人は同じような「べき」を持っているのに程度によってここまで違うのです。
③ 「べき」は時代や立場によって変わる 例えば30年前の子供には「知らない人にも挨拶するべき」と教えられていましたが、今が「知らない人には挨拶しないべき」と教えられています。
以上のことから「べき」と向き合うのは自分の中だけでもなかなか難しいのです。
アンガーマネジメントのまとめ
- アンガーマネジメントは怒りを管理すること。
- 怒りが生まれるメカニズムは、第1次感情が溢れた結果。
- 怒っている人は、第1次感情に目を向けて欲しいと思っている。
- 「怒り」は意味付けされて起こるもの。
- 「怒り」の正体は「べき」
- 「べき」と向きあうのは結構難しい。
感想
怒りっぽい人は「べき」を変えれば意味付けを変えることができ、怒り方や起こる範囲を変えられますが、それが難しいらしいですね。結局それって自分を否定していることになりますから、でもこういった怒りっぽい自分と向き合う時間も変えられずとも必要なんじゃないでしょうか。 僕は喧嘩した時に第1次感情に目を向けれるくらい冷静になれるように、したいですね。
おまけ
自分の「べき」特性を知っていると少しは直しやすいって思いますよね。 こんなものを見つけました。
あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断 | cafeglobe
ぜひ皆さんも試してみてください。ちなみに僕は博学多才タイプでした。
運動(筋トレ)
運動はこちらを2セットしました。運動している方ですけどこれめっちゃきつい、というか初級じゃないですよね。
このあとはストレッチをしました。
最後に
プログラム内容をまとめていたらこんな量になってしまった… しっかり学んだことをアウトプットするのは必要であると同時に難しいと感じますね。
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