【リワークプログラム③】 ~うつ病の種類と症状について~
どうも!あでぃ(@it_adios_blog)です。 6/11日、リワークプログラムを受けてきました。プログラム自体は結構受けているんですけど、ブログにするのがなかなか追いつかない現実… この回は、心理教育という内容で、うつ病のような症状でも様々な分類がされるらしく病気の症状と分類方法について学びました。
はじめに
心理教育の目的は、病気の性質や治療法、対処法など正しい知識を身に付けることによって、自身の病気に向き合うきっかけを作る意味があります。 自分の病気を知ることは治療への一歩らしいですからね。 治療の意義を理解して、患者が主体的に治療に参加することを「アドヒアランス」と言うらしいです。 あんま聞きなれない言葉ですよね。 でもこの「アドヒアランス」が低いと、うつ病の再燃や再発のリスクが高まっちゃうっぽいです。 そもそもうつ病を「甘え」や「メンタルが弱い」が原因と思っている人が多いと思いますが、そんなことはなくて、体質でなりやすいなりにくいの要因が決まるのです。 太りやすい体質、太りにくい体質のように、うつ病になりやすい体質、なりにくい体質ってのがあるんです。 なのでうつ病になったからって自分を責めないでください。 なりやすい体質だっただけです。
うつ病の分類
うつ病/大うつ病性障害
- 気分の落ち込みや無気力、自責の念などのうつ病が現れる
- 出現頻度:日本では全人口の5%前後
- 性差:女性の方が男性の2倍多い うつ病は周期性を伴うため、波が結構あるみたいです。その中でも3つの状態に分類されます。
抑うつ状態
心理的な要因でなるものです。 「ゆううつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される症状を抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。
適応障害
環境的な要因でなるものです。 学校や会社などの外的環境に原因があり、その場所へ行く、または行こうとすると吐き気や動悸などの症状が発生する状態です。
発達障害による2次障害としてのうつ
発達障害により、社会生活が困難な状態になり、それが引き金となりうつ病に発展することです。
双極性障害(躁うつ病)
うつ状態と躁状態を繰り返すもの。躁状態が現れた時点で、双極性障害と診断される。
- 双極性Ⅰ型障害:うつ状態と躁状態がはっきり現れる。人に危害を加えるため入院レベル。
- 双極性Ⅱ型障害:うつ状態と軽躁状態を繰り返す。軽躁状態は、周囲に迷惑がかからない程度なので、病気と気づきにくい。
※躁状態って? 気分が高揚する、眠らなくても平気、自分が無敵のように感じる、自信満々になる、多弁、消費など
その他のうつ病
- 季節性うつ病、冬季型うつ病:春や夏にには気分が晴れて、躁状態に近い症状が現れ、秋から冬にかけてはうつ状態になる
- 非定型うつ病:気分の移り変わりが激しく、落ち込んでも自分に好都合なことに対しては元気になる
- 産後うつ病
症状について
精神面
- 何事にも憂鬱、落ち込む(抑うつ気分)
- 自分には価値がないと感じる
- 興味や喜びを感じない
- 集中力が続かない
- 罪の意識を感じる(自責の念)
- 死ぬことを常に考えている
身体面
- 不眠(眠れない/一日中眠くて仕方がない)
- 食欲がない
- 身体がだるい
- 疲れやすい
- 性欲の減退
その他
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- 首や肩こり
- 便秘
- めまい
- 手足の痺れ
まとめ
うつ病にも様々な分類があり、うつ病について詳しく調べられたような気がします。 自分がどんな症状か確認し、心配であるならば心療内科にかかることをお勧めします。
最後に
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